卒業後教育

卒業後教育 研修医のための教育プログラムも充実

医学部を卒業後、国家試験をパスした人の大半は、北里大学病院および北里大学東病院の希望する科で、2年間の初期研修を受けます。研修プログラムはすべて大学病院卒後教育委員会が承認。具体的な内容は、各科のプログラム指導者によって作成されます。初期研修終了時には、卒後教育委員会の最終評価をもとに、病院長が修了証書を授与。この後、さらに研修を続ける者は、引き続き後期研修医(病棟医)として3~4年の教育を受けます。後期研修では、卒後教育計画に基づいた連携病院に一定期間派遣されることも。この他、院内に病棟医宿舎を設けるなど、卒後教育のバックアップ体制も万全です。

大学院 基礎医学と臨床医学の調和と発展を目標に、ハイレベルな研究者・教育者を養成する

大学院医療系研究科は、従来の医学研究科博士課程にかわって平成10年に開設されました。医学部卒業生が進学する医学専攻博士課程と、高度専門技術者の養成をおもな目的とする医科学専攻修士課程とで構成されています。医学専攻博士課程の目的は、基礎医学と臨床医学の調和的発展と充実を図り、研究者・教育者を養成することです。そのため、基礎・臨床の医科学に医療人間科学分野を加え、医科学と人間学の両面から研究・教育を進めています。さらに、国際レベルの研究をめざしてプロジェクト方式を採用し、研究対象によって基礎医学・臨床医学の枠を越えて共同研究が行える体制を整えています。

「人間と医療」について多角的に考える、「医療人間科学」を履修

医学・医療の細分化がますます進む現代において、医療に携わる者は、専門性はもちろん、医療の全体像を見つめ直し、人間について深く考察することが求められます。医療系研究科では、修士課程・博士課程ともに専攻分野に拘らず、「医療人間科学分野」を共通教育単位(選択必修科目)として設置。人間とは何かを体系的に考察し、医療系の諸分野の全体像を捉え、広い視野を持つ研究者・教育者・高度専門技術者を育成しています。

追究したい研究テーマを自分で選び、学びが広がる学群制教育システム

大学院医療系研究科では、従来の医学系大学院の講座制と異なり、大学院の教育研究対象となる科学領域で、複数の基礎科目で構成される「学群」を設けています。これは、学生がより自主的、有機的、効果的に学ぶための新しいユニットであり、科目間・学群間の共同プロジェクト研究や論文発表なども学群単位で行われます。交流が活発に行われる中で、学生の知的好奇心を刺激する環境が育まれています。また、社会人の生涯教育にも配慮しており、自由な発想の下、新しい医学・医療教育と研究を追究しています。