北里大学医学部教育研究単位新世紀医療開発センター・救急内科学

新世紀医療開発センター

・救急内科学

内科全般を診療する医師を育成し、夜間でも質の高い安全な医療を提供する。

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救急内科とは、

1)休日夜間の内科外来および内科病棟の診療を日替わり交代制で実施していた従来の内科当直体制を変更して、夜間内科外来診療に特化した救急内科を設置し、夜間内科外来(夜間勤務として救急内科医が担当)と病棟診療(内科病棟当直医が担当)を分担することにより、休日夜間診療に関わる内科各医師の労務負担を軽減し、内科診療全般の質の向上、患者サービスの向上および安全な医療の提供に貢献する。
2)夜間診療でも質の高い安全な医療を提供するために、内科系、外科系、救命救急災害医療センターと良好な連携診療体制を構築する。
3)内科診療全般を診療できる医師を育成する。
4)内科救急指針および主要な内科救急疾患の初療を習得させ院内に普及する。
5)当院研修医のプライマリ・ケア研修を担っており、研修医教育の場である。

救急内科診療実績

診療実績はこちら
 
以前の内科当直体制の内科当直医が夜間内科外来に呼ばれる割合は半分以下に減じており、内科当直各科には専門性の高いコンサルトが施されている。

北里大学病院救急内科を支えてくれている医師

 救急内科立ち上げの初年度は、混乱、問題多発、試行錯誤の連続で、皆、苦労をしました。その辛く苦しいなかを1年間支えてくれたメンバーに心より感謝しています。また、現在も内科各科より救急内科をローテーションしていただいている先生の多大なる協力の基に、北里大学病院の夜間内科外来は成り立っています

2015年度ローテーション医師
消化器内科:川野 壽宙先生、佐々木哲三先生、上原一帆先生、
      大高史聖先生
循環器内科:成毛 崇先生、橋本拓弥先生、藤吉和博先生、
      甲斐田豊二先生、藤田鉄平先生、中村洋範先生
内分泌代謝内科:山岸貴洋先生
腎臓内科:竹内和博先生
救急内科:西井基継先生


2016年度ローテーション医師
消化器内科:菊田和貴先生、和田尚久先生、中谷征吾先生、
      安達 快先生、久保田 陽先生、近藤雄紀先生、
      蓼原将良先生
循環器内科:根本照世志先生、柿崎良太先生、
      飯田祐一郎先生、五十嵐 健先生
呼吸器内科:笠島真志先生
内分泌代謝内科:大庭和人先生
神経内科:高橋和沙先生、須賀裕樹先生、永井俊行先生
腎臓内科:竹内和博先生
血液内科:鎌田浩稔先生
救急内科:西井基継先生

  • ・救急内科学:画像1

    北里大学病院救急内科の外来診療フロー

    (拡大図はこちら)
  • ・救急内科学:画像3

    救急内科立ち上げの初年度に年間を通じて救急内科を支えてくれた先生(左から、山岸貴洋先生、西井基継先生、青山直善、竹内和博先生)
    (拡大写真はこちら)

北里大学医学部 新世紀医療開発センター ・救急内科学

連絡先: 〒252-0374 神奈川県相模原市南区北里1-15-1
aoyama@med.kitasato-u.ac.jp
青山直善

救急内科科長、准教授:青山直善

Aoyama Naoyoshi

担当科目:

救急内科、循環器内科

専門分野:

循環器救急、内科救急、急性心不全、体外循環、血管新生治療、心血管発生学、医療安全
 
<資格>
日本内科学会総合内科専門医、日本循環器学会循環器専門医、日本再生医療学会再生医療認定医、日本内科学会JMECCインストラクター、日本救急医学会ICLSインストラクター、日本医療の質安全学会医療安全管理者、日本医師会認定産業医

北里大学病院で日本内科学会JMECC 開催

救急内科では北里大学病院研修統括部のもと、日本内科学会JMECC (ジェイメック:Japanese Medical Emergency Care Course、日本内科学会認定内科救急・ICLS講習会)を北里大学病院で年2回開催しています。JMECCは、心停止時のみならず、緊急を要する急病患者に対応できるよう、日本救急医学会策定の「ICLS」を基礎に、日本内科学会独自の「内科救急」をプログラムに導入した講習会です。日本内科学会では、4年前の認定内科医試験より、救急蘇生講習会の受講はJMECCを推奨しており、新内科専門医制度ではJMECCが受験資格として必須になります。またJMECC受講済みの医師が院内に増えることは、院内の医療の質と安全の向上につながります。

院内患者支援検討会

救急内科が設立され夜間内科診療の医師が固定されたことから、繰り返し夜間外来に来院している患者がいることが判りました。なかには、患者(家族)の社会的背景に配慮した支援を必要とする患者が居り、夜間外来では解決しない問題を抱えながら繰り返し夜間外来に来院しているケースを散見します。このような症例を支援するために、救急内科医師、精神科医師、救急外来看護師、内科外来看護師、医療ソーシャルワーカー、医療メディエーターで構成された多職種による患者支援検討会を実施しています。外来担当主治医や外来看護師との情報交換、地域医療連携を強化して患者(家族)支援を実施しています。

主な研究業績

  1. 循環器病の診断と治療に関するガイドライン(2010年度合同研究班報告)急性心不全治療ガイドライン(2011年改訂版)http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2011_izumi_h.pdf

  2. Guideline for treatment of acute heart failure (JCS2011). JCS joint working group. Circ J.77: 2157-2201, 2013

  3. 循環器病の診断と治療に関するガイドライン(2004-2005年度合同研究班報告)急性心不全治療ガイドライン(2006年改訂版)http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2006_maruyama_h.pdf

  4. Aoyama N, Imai H, Kurosawa T, Fukuda N, Moriguchi M, Nishinari M, Nishii M, Kono K, Soma K, Izumi T. Therapeutic strategy using extracorporeal life support, including appropriate indication, management, limitation and timing of switch to ventricular assist device in patients with acute myocardial infarction. J Artif Organs. 2014 ;17(1):33-41.

  5. Aoyama N, Imai H, Kono K, Kato S, Fukuda N, Kurosawa T, Soma K, Izumi T. Patient selection and therapeutic strategy for emergency percutaneous cardiopulmonary system in cardiopulmonary arrest patients. Circ J. 73(8):1416-1422, 2009

  6. Aoyama N, Molin DG, Mentink MM, Koerten HK, De Ruiter MC, Gittenberger-De Groot AC, Poelmann RE. Changing intracellular compartmentalization of beta-galactosidase in the ROSA26 reporter mouse during embryonic development: a light- and electron-microscopic study. Anat Rec A Discov Mol Cell Evol Biol. 279(2):740-748, 2004

  7. Aoyama N, Yamashina S, Poelmann RE, Gittenberger-De Groot AC, Izumi T, Soma K, Ohwada T. Conduction system abnormalities in rat embryos induced by maternal hyperthermia. Anat Rec. 267(3):213-219, 2002

  8. Aoyama N, Izumi T, Hiramori K, Isobe M, Kawana M, Hiroe M, Hishida H, Kitaura Y, Imaizumi T; Japanese Investigators of Fulminant Myocarditis. National survey of fulminant myocarditis in Japan: therapeutic guidelines and long-term prognosis of using percutaneous cardiopulmonary support for fulminant myocarditis (special report from a scientific committee). Circ J. 66(2):133-144, 2002

  9. Aoyama N, Tamaki H, Kikawada R, Yamashina S. Development of the conduction system in the rat heart as determined by Leu-7 (HNK-1) immunohistochemistry and computer graphics reconstruction. Lab Invest. 72(3):355-366, 1995

  10. Aoyama N, Kikawada R, Yamashina S. Immunohistochemical study on the development of the rat heart conduction system using anti-Leu-7 antibody. Arch Histol Cytol. 56(3):303-315,1993

更新日:2017年04月12日