北里大学医学部教育研究単位微生物学単位

微生物学単位

病原微生物を深く理解し、新しい制御法と応用法の開発をめざす

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微生物学教育について

今から約300年前、レーウェンフックは手製の顕微鏡を用いて「小さな生き物」を見つけました。その後、パスツール、コッホ、北里らにより純培養法が確立され、多くの病原細菌が発見されました。この過程で、レフラーらにより培養はできないが病原性を示す「物質」(今ではウイルスと呼ばれる)も発見されるに至りました。今やこれら微生物は、ゲノムや分子構造のレベルで理解されはじめています。
医学部の微生物学教育は、その歴史を短時間で垣間見るものです。優れた先哲の探求心と社会還元の様を謙虚に学習し、その志を我が物として受け継ぎ、将来に生かすことができるよう講義・実習を行っています。

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微生物学研究について

過去半世紀の間、多くの抗菌薬、抗ウイルス薬が患者に福音をもたらしてきました。今日の微生物学研究に求められるのは、その光と影を乗り越えてゆく全く新しい「叡知と実践」であると考えています。微生物の持つ柔軟な環境適応能力に着目して、医療環境における微生物の挙動やその構成分子の形・働きを理解し、明日の医療現場でこれらを制御・応用するための研究を行っています。

医療支援(感染対策)について

今日の医療現場では院内感染対策の重要性が認識されており、北里大学附属病院にも感染管理室が設けられております。基礎医学分野の構成員として、PFGE法やMLST法による菌株の同定や院内の水質の継続的なモニターリング、感染対策の基礎教育などを行っています。

研究グループと教員紹介

薬剤耐性グループ:岡本了一(講師)
種々の薬剤耐性菌のうち、β-ラクタムやニューキノロンなどの抗菌薬に対する耐性機構を遺伝学的に解析するとともに、迅速診断への応用について研究しています。
環境感染グループ:笹原武志(講師)
環境感染学の視点で、河川のクリプトスポリジウムや病院のMRSA等について、環境調査、対策の立案や感染機構についての研究を行っています。

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連絡先:

〒252-0374 神奈川県相模原市南区北里1-15-1

microbio@med.kitasato-u.ac.jp