学部長の元気対談

荒川以津美(Violin)、江上菜々子(Piano)

略歴:

荒川:東京芸術大学附属音楽高校・音楽学部卒業、同大学大学院修了。
その後、読売日本交響楽団入団、現在に至る。在職中アフィニス文化財団海外研修員としてパリ、ベルリンに留学、ブーローニュ音楽院室内楽科に於いてプルミエプリを取得し帰国。
江上:桐朋女子高等学校音楽科卒業後、渡独。ベルリン芸術大学を最優秀の成績で卒業。「ハンス・アイスラー」音楽大学大学院にて研鑽を重ね、ドイツ国家演奏家試験に最優秀の成績で合格、修了。読売日本交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団客員奏者。

場所・日時:
小田急ホテルセンチュリー相模大野、2011.2.28

(和泉)昨年急逝した黒川信悟教授を偲ぶ会(L1号館大講義室、2010.12.12)では、心が癒される演奏を聴かせて頂き有り難うございました。ご遺族・参列者に代わって、改めて御礼申し上げます。医学部長の和泉です(写真右)。
(荒川、江上)喜んでいただけて、何よりです。黒川先生ならびにご遺族のお好きな曲を想像し、心をこめて弾きました(写真下、左)。
(荒川)「偲ぶ会」ではご挨拶できませんでした。実は、和泉(いずみ)先生と私は名前が同じなんです。以津美(いづみ)というんです。
(和泉)私は、ドイツ留学時には、イトゥミと呼ばれていました。彼らは、ズを発音できない様ですね。
  
<中略>
  
(和泉)-- 音楽家は、みんなにうけない音楽を敢えて演奏しますか。
(荒川)うけを狙ったコンサートもあれば、そうでないコンサートもある。
うける音楽とは、馴染みのある、有名な曲の場合が多いのですが、あまり知られていない曲でも良い作品が沢山あるので、私たちは積極的に紹介したいと思っています。
今は有名でなくても、将来人気が出て親しまれるようになるかも知れません。
(江上)コンサートでは、うけないだろうと思って弾いていても、ちゃんと感動している人がいらっしゃるので、やはり世の中、うけないものはないみたいですね。それだけ、いろんな人がいるのだなぁと思います。
(和泉)多様性の世界ですね。
(江上)「あ、喜んでいただけている」というような。
(荒川)私、北里大学交響楽団のインストラクターをしているのですが、毎年、毎年、いろんな学生が入ってきて、おもしろいです。共演した後の記念撮影を見れば、多様性は元気の源であることがわかります(写真下、右)。
  
北里の学生に元気の出る一言:
  
荒川:冒険とチャレンジを恐れずに、今出来ること、やりたいこと、経験出来ることを、思い切り、一生懸命やって下さい。勉強、人付き合い、恋愛、他何でも、経験したことって無駄にならず、全てが人生の財産、宝となります。また、出会いを大切に。人生は出会い次第。人、物、環境等、良い出会いがあったら感謝して大事にしていれば、楽しく豊かな人生を送れると思います。
  
江上:私は、ピアニストとして、多くの共演でいつも気をつけることは、共演者一人一人の演奏スタイル、音楽解釈などの違いと、それぞれのお人柄の違いに細やかに反応し、しっかり理解していくよう、心がけることです。こつこつと経験を重ねることによって、今後また更に楽しくなっていくと信じて頑張っています。つまり、共演者の話を聞くことが、病院のカウセリングのようになるときもあるのですが、答えの方法が多種多様で、喜ばれたり睨まれたり、似ているかと。でも、流されずに頑張りましょう!

黒川教授を偲ぶ会での演奏

北里大学交響楽団(グリーンホール相模大野:2006.10)

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